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 第3章  活性酸素の増加要因


 2  紫外線は活性酸素を発生して殺菌する

 
  私たちが日頃、恩恵を受けている太陽光線には全ての波長の光線が含まれています。プリズムを通してみられる赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色のイオの可視光線。この七色のうち最も波長の長いものが赤で、さらに波長は近赤外線、遠赤外線となります。
この遠赤外線の中にある波長(4〜14ミクロン)のものが育成光線といって、人間を含めた動・植物の成長に必要な光線で、細胞の活動性を高めたり、血液の流れを促進します。
  最近では、汚れた水の重合したチェーン構造(クラスター)を遠赤外線が絶ち切るエネルギーを有することから、水道水の浄化などに遠赤外線を放射するセラミックやトルマリンなどが利用されています。
  この波長の長い赤に対して、短い波長の紫よりさらに短い波長の光線が紫外線です。さらに短い波長はエックス線やガンマ線などの放射線ですが、波長が短いほど吸収されやすく、動・植物の体内奥深くに達し、膜を通過して細胞の核を活性酸素を発生させて破壊し、発癌などの害を及ぼします。
  太陽光線に含まれていて、地上に照射される紫外線は地上の物質に当たると、シングレットオキシジェン1O2という、もっとも強力な活性酸素を発生させます。この活性酸素によって細菌やカビを殺してしまいます。
  仮に、厚い雲が数ヶ月にたとり地表を覆うことになれば紫外線が届かなくなり、地上は細菌やカビが異常に繁殖することになります。

オゾン層の役割

  一方、地球は上空数百キロメートルに電離層とオゾン層といわれるオゾンO3の膜で包まれており、太陽光線の中に含まれている有害な放射線をを電離層が反射し、紫外線をオゾン層が半減させています。もしこの層が無く、紫外線が太陽光線と共に地上の動植物に照射されれば、ほどんどの生命が失われてしまいます。
  近年、工業的に大量発生したフロンガスや炭酸ガスの影響でオゾン層が傷つけられて、オゾンホール(オゾン層の穴)とよばれる空間から紫外線が大量に照射されるようになりました。この影響は南半球で顕著となり、南半球に住むメラニン色素の少ない白人に皮膚癌の急増という深刻な影響をもたらしていますが、すでに地球規模の問題となり、日本でも『母子手帳』から日光浴の項目が外される事態となっています。
  このメラニン色素は紫外線を吸収し、紫外線から皮膚を守るはたらきをしています。メラニン色素が紫外線に反応し黒色化して、表皮にメラニンが沈着した状態がシミ・ソバカスです。この過程をもう少し詳しく見て見ましょう。
  強い紫外線に当ると、活性酸素が発生し、表皮細胞がインターロイキンなどのメラニン生成・放出の情報伝達物質を生成します。この情報伝達物質がメラノサイトというメラニンを発生させる場所に届くと、必須アミノ酸の一つであるチロシンが酸化され、まず、チロシンがドーパーに変化し、次いで、ドーパーがキノン、キノンがインドールと反応し、このインドールが重合してシミ、ソバカスのメラニン色素になるのです。
  この反応はすべて酸化反応であり、活性酸素は非常に酸化作用が強く、活性酸素が存在すると、酵素チロシナーゼが活性化されてチロシンとなり、急速かつ簡単にインドールの重合へと反応していくのです。ですから当然、顔などの常に直射日光にさらされる部位にシミ、ソバカスがよく見られるわけです。
  しかし、太陽光に同じようにさらされているのにシミ、ソバカスのでき方には個人差がありますし、また同じ人でも若いうちにいくら日焼けしてもできず、年をとってから急激にシミ、ソバカスの増える人もいます。これは、第2章でふれましたが、活性酸素が体内での増加に対応してSODが上昇して、過剰な活性酸素を除去するはたらき−SOD誘導能に個人差(遺伝子の6番と21番に支配)があることと、年をとって誘導能が低下することによるものです。
  また、顔が紫外線にさらされていることは、眼球にも紫外線が侵入することを、意味しています。侵入した紫外線は活性酸素を発生し、眼球に多く含まれている不飽和脂肪酸と結びついて過酸化脂質に変化されます。2章でも触れましたが、活性酸素は強力でも体内ですぐ消滅するのに対し、過酸化脂質は体内に蓄積されて害を及ぼします。
  眼球内にできた過酸化脂質は、付着する性質をもっていますので、眼球内のレンズの内側に付着します。この過酸化脂質は、白濁した脂なので眼のレンズが白く濁り、眼が見えにくくなってくるのです。これが白内障の成因です。
  白内障の治療には、まず直射日光を避け、傘をさして歩いたり、紫外線よけのメガネを用いることです。そして質のよい、実際効果ある抗酸化剤をとることです。
 

白内障・網膜剥離の発生

 

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