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 第3章  活性酸素の増加要因


 4  人体を蝕む化学物質

 
  人体に入って大量に活性酸素を産生させる化学物質として、すでに原因物質と特定されているものだけでも除草剤などの農薬・殺虫剤、主として抗癌剤などの医薬品、排気ガス、石油化学工場の煤煙に含まれる窒素酸化物NOx、加工食品などがあります。
 
(a)農薬・殺虫剤

  まず除草剤として用いられるパラコートですが雑草に散布するとほんの一晩で雑草を見事なまでに枯らせてしまいます。これは、草の細胞の核のDNAにおいて、強力なOH・が作られ、このOH・がDNAを破壊してしまうのです。お気づきのように、前項の放射線による活性酸素の発生とその細胞破壊とまったく変わりありません。
  農薬であるがため、手近なところで保存され誤用・悪用されて救急病院泣かせの問題物質です。排の弾力性(呼吸能力)を失わせ、内服した場合は、救急病院のあらゆる治療も空しく1週間近くで呼吸困難で死亡してしまいます。
  たとえ内服しなくとも、それを扱う人々はもちろん、その周囲の人々も、ごく微量ずつ鼻から体内に吸収して大変危険な状態にさらされてしまいます。
  また、特にゴルフ場へのパラコートの散布によって、雨水とともに、川や田畑に流れ込み、下流の浄水場での濾過をかいくぐり水道水から、あるいはまた、田端の稲や野菜に吸収され、パラコートの少量含有されたお米や野菜を食べているのです。これらは体内の細胞の核の遺伝子に蓄積され、このような死亡しない量の少量蓄積によって、奇形や発癌などの原因になっているのです。
  この点も、大量の放射線で死亡し、少量なら発癌や奇形の原因となることなども、放射線による活性酸素の影響とまったく同じです。
  そして、殺虫剤のある種のものは、昆虫の触覚の細胞のDNAにOH・を作ってこれを破壊します。殺虫剤を常用すると、それを私達の鼻から口から少量ずつ体内に入り、パラコートや放射線と同じく蓄積することで、奇形、発癌という事態になっていきます。
 
(b)抗癌剤は癌だけを殺すのではない!
  アドリアマイシン・ダウノマイシンという、医薬品の中でも特に抗酸化剤のブレオマイシンにアントラサイクリン系のものは、癌細胞の核のDNAでOH・を作り、これを破壊して癌細胞を殺す仕組みです。放射線同様、正常な細胞も殺してしまいます。それゆえ、使用量には限界があり、癌患者の直接死因の多くが、癌そのものよりも、抗癌剤であるといえます。
  このような抗癌剤はなるべく癌細胞だけに向かっていくための工夫をして作られていますが、それでも正常な細胞にかなりの量が到達するのは避けられなず、癌細胞と正常な細胞の生命力の差から、正常な細胞の方が先に殺されてしまうのです。放射線療法と同じ、化学療法のtotal killong(皆殺し)治療法なのです。
  また、死なない程度にこれら抗癌剤の注射や放射線の影響を受けて生き残った正常な細胞は、奇形や新しい癌を作っていきます。放射線や抗癌剤で体内の正常な細胞が溶かされて死んでしまうのも困りますが、これらの影響を受けて生き残る元は正常な細胞も困るのです。放射線・抗癌剤の影響は、まさに死ぬも地獄、生きるも地獄なのです。
 
(C)排ガスに含まれる窒素酸化物が大量の活性酸素を生む
  環境汚染 による様々な影響の中で、体内で活性酸素を大量に発生させる物質として、窒素酸化物が注目されています。窒素酸化物NOxは、主として、自動車の排気ガスや石油化学向上の煤煙中に大量に含まれています。
  窒素酸化物NOxは人間も含めた動・植物の体内で大量に活性酸素を発生させ、癌を含む多くの病気の原因になることから、世界中で自動車の排ガス規制、窒素酸化物NOxの含有量規制等など、公害の中でも特に早くから規制の対象となってきました。
  現代の西洋医学がお手上げ状態に陥っているアトピー性皮膚炎は、最近その患者数の激増、重症化が問題となってきていますが、丹羽博士の臨床分析によって石油化学コンビナートや、人工密集地の自動車数の非常に多い工業都市、大都市に患者が非常に多く、また重症患者も極端に集中していることが明らかにされています。
  これらの地区で、大量に放出される窒素酸化物が体内で活性酸素を増殖させ、脂と反応して過酸化脂質を作り、患者の皮膚の保湿機能を奪うことが、証明されたことから、NOxが、アトピー性皮膚炎激増、重症化の主な犯人と考えられています。
 
(d)活性酸素と脳卒中、心筋梗塞の意外な関係
  皆さんは、脳卒中や心筋梗塞というと、脳血管や心臓の血管が破れたり(出血)、つまったり(栓塞、梗塞)して、脳や心臓の細胞や組織に血液が流れなくなり、栄養が届かなくなるために、細胞や組織が死んでしまう、と理解されているかもしれません。
  その原因として、コレステロールを含む多くの脂質が、血管壁へ付着することや、脳や心臓の血管壁が、動脈硬化を起こして弾力性がなくなることが挙げられます。これは一般の健康雑誌などでも良く取り上げられていて、多くの方がご存知ですが、地方、活性酸素や過酸化脂質の増加の影響も看過できない問題なのです。
  脳や心臓の血管(動脈)の内壁に、過酸化脂質やコレステロール、中性脂肪などが付着して、血管内の血流が次第に流れにくくなり、やがて血管がつまって血栓や梗塞を起こしかけると、つまり、まだ完全にはつまってしまわず、その直前くらいの時期に、血流がつまりかけた場所で一時的には完全に流れがストップし、またその次には何とか血液が押し出されて流れ始めたりすることがあります。
  この血流がストップした時は、問題はないのですが、ストップしていた血液がたまってきて、後方からどんどん流れてくる血流によって前方へ押し出されるような格好になり、再び流れ始めた際、すなわち血流の『再環流』時に大量に活性酸素が発生するということが報告されたのです。
  この血流の再環流時に発生する大量の活性酸素は、通常よりも血流が悪くなって末端の脳細胞や心臓の筋肉に栄養補給が充分でなくなっているところへ、再環流で大量に発生した活性酸素が、血管や心臓の組織をさらに痛めつけてしまうということです。
  すなわち、脳や心臓の血管がつまってくることによっても、活性酸素が発生して、重い致命的な脳卒中、心筋梗塞などが起こることもあるということなのです。

 

  以上、体内で活性酸素や過酸化脂質を増加させる要因をみてきました。ずっと昔であれば、個々のSOD上昇能の差、あるいは年齢の差のみに左右されていました。
  しかし、環境汚染が悪化の一途をたどり、化学物質の副作用が用いられた後に懸念されるなど、もともと人間が有していた体内のSODの量だけでは、排除できないほどの大量の活性酸素量になってしまっているのです。
  いまや、このような危険な状況に日夜さらされている人類全てが、よりよい活性酸素除去剤、抗酸化剤を日常的に摂取して、活性酸素による病気から身をまもることが何よりも大切なことではないでしょうか。


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